保険業界の急激な環境の変化により消費者は、より質の高いサービスと信頼のおける保険商品、保険代理店を選択する時代になっています。 このようなニーズを反映させる形で、金融庁から金融改革プログラムが公表され「利用者ニーズの重視と利用者保護ルールの徹底」という方向性が明確に定められました。即ち、「重要事項の説明」・「意向確認書」・「募集人資格制度の改定」等、消費者の立場に立った新しい制度が次々と導入されるとともに、保険募集人の資質の向上が大きく求められています。保険募集に携わる人は、消費者に信頼され選ばれる人になるために、専門家となる努力が必要であり、常に知識を更新し、その能力を向上させる責務を負っています。 「日本代協認定保険代理士」制度は、保険に関わる基本理論から実践まで、高度な知識を習得した人材を養成することを目的とした生涯教育の観点に立った制度であり、保険業界の健全な発展につながるものと考えます。 このような視点に立ち、変革の時代に消費者保護に積極的に対応し、募集人として一層の研鑚を図るために平成13年1月1日、本制度を創設しました。 また、平成21年4月1日より本制度の公益性をさらに高めることを目的に、今までの認定基準を緩和し、保険会社社員も資格取得できるよう改定しました。
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